「論法の同型性」論法の危うさ――コメント欄延長

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id:CloseToTheWall氏、id:D_Amon氏、beijaflor氏は本記事のコメント欄で議論を続けていただけるようお願いする。

CloseToTheWall氏のコメント

トリアージは福耳氏が展開した一般論の一例に過ぎないと何度も言っているはずです。例示と一般論は次元が違うので、結びつけること自体がおかしいです。

その伝で行けば、ホロコーストも「福耳氏が展開した一般論の一例」になりますよ、ということです。

それが「当然の話」だと思うのはあなたに一定の教養があるからです。一般教養の学生にとっては全然自明なことではない。

いやいや、当然の話というか、一言で終わる話でしょうということです。一言で終わる話を、どう具体的に説明してどのようなやり方で配分するかを説明しないと授業になりません。

別の回に、資源の有限性がその合目的的な最適配分を促し、戦略性やリーダーシップや組織内の規範意識も意思決定も価値判断もそこから始まる、ということをわかりやすく説明したくって

と書いているのです。「資源の有限性がその合目的的な最適配分を促し」が主題だったのです。

引用後半部分が「いかに配分するか、そのノウハウというか方法論」ではないですか。最適配分が主題で、では実際にどのような最適配分が行われたのかを、トリアージを用いて説明したんですよね。で、戦略性がどうこういってきた学生には「うまくコンセプトが伝わった」わけですから、戦略性等の具体的ノウハウを伝えることも主眼だったわけですよね。

実学を教えるのに数学的な方法論を教えるのは当たり前です。あなたがご存じないだけです。

で、数学的方法論だけではもちろんダメで、その数学的方法論を現実に適用するにはいろんな制約があることを教えなければならないわけですが。それ説明しないで「かわいそう」禁止ってありえなくね、という話です。人を数学的に計算したら当然かわいそうですよ。

D_Amon氏のコメント

認めていいんですか?あなた方が筋違いな批判をしていたということですよ?

違います。貴方が「救急救命のためという条件を外して全体最適のためにトリアージを目的外使用することへの批判」を「トリアージ批判」と勘違いした「あたまがわるい」人であることが証明されるのです。
まあ、今回は全般的に貴方がまともな回答ができない人であることが確認できたので私は満足です。

beijaflor氏のコメント

そして、何か難しいことをおっしゃっていますが、有用な応用(に限らない具体例)を説明することが理解を助けるのは当然ですよ。たとえば、歌の「サビ」の概念を定義に基づいて説明するととても難解に聞こえますが、誰でも知っている歌を挙げてみればすぐに納得がいくはずです。福耳氏がやったのはそういう、感覚に訴える例を挙げたことにすぎません。

言いたいことが伝わっていないのでは、と思います。
「逆に、それ以上の結びつきは誰も指摘していないはずです。」とおっしゃっていましたよね?
ですから、結び付けていると私が判断した理由を述べたのです。
結びつけることが有用かどうかは今のところ私は問題にしていません。