期間終了――コメント欄延長――の延長

記事[期間終了――コメント欄延長 - 吾輩は馬鹿である
]のコメント欄が容量超過してしまったため、私からid:snobbishinsomniac氏への返答をこちらに掲載する。同氏はこちらで議論を続けていただくと共に、今後はコメントは前もって論点を整理した上で回数を最小限にしていただけるようお願いする。

私の返答

まず、コメントを下さるのであれば内容を整理してから書き込んでいただきたいものです。重複する内容を続けて書き込まれては、理解も煩雑だし、すぐに容量も超過してしまいます。特に、このような長いコメントは、記事として書いてトラックバックしていただいた方が、私にとってもあなたにとっても他の読者にとっても有益だと思いますが、いかがでしょうか。
いずれにせよ、人にものを訊ねようとするのであれば、最低限の礼儀というものをわきまえてください。
あと、あなたは何度言っても「最適」概念を理解してくださらないようです。新しい記事藁人形と戦う前に「最適」の意味を理解せよ - 吾輩は馬鹿であるを書いたので、そちらを読んでください。今後、その記事をお読みにならずにコメント下さった場合、無視させていただく場合があるのであしからず。

「マシ」かどうかは別にして「生存者を最大にする」という目標を放棄して別の目標を作ってもいいわけですよね。この目標は価値判断であって経営学には関係ないのですから。

当然です。ただし当然、その「価値判断」の質は問われますよ。

しばらくすると「すべて自己責任で生きてくれ」というのが当たり前になっても不思議は無いですね。

あなたの懸念は理解しました。しかし、今日の記事で述べたように、本件と関係のない話です。

もう一つの前提として現在考えられているトリアージは最適解ではなく一番ベターなものだというものがある。

そもそも「一番ベター」という日本語とも英語ともつかない言葉の意味が理解できませんが、「最適」という言葉は紛れもなく「一番マシ」という意味です。

では彼にとって「トリアージ」と「経営学」の関係はどうなっているんでしょう。結局何も示していません。

何度も答えたはず。経営学に用いられる手法の一具体例がトリアージです。「何も示していない」のではなく、あなたが「理解を拒んでいる」だけです。

トリアージが最適化でない以上経営学との接点は無いということを彼は身をもって示したのです。

何を言っているのですか。私は「トリアージは最適化の一つの例だ」と何度も言っているのです。

ですから、結局りかいできないのに批判のための批判をしていたと言うことですね。

「理解できない」というのは「私の能力が足りないために理解できない」という意味ではなく「論旨が破綻しているために理解できない」ということであって、「論旨が破綻している」との指摘は「批判」そのものです。

で、言いたいのは結局経営学って何ができるの?「学問」なのかもしれないけど

経営学の手法によって導き出された結論は常に正しい」なんてことは誰も思っていないでしょう。

なんて言われると少なくとも「科学」じゃないだろうということは分かる。

何度も言うように、あなたの「科学」の概念は極めて独特であり、極めて偏狭です。「正しい可能性のあるものを見つける手法」が科学でないのだとしたら、ラグランジュの未定乗数法は科学ではありませんね。ちなみに、なんでラグランジュの未定乗数法を持ち出したかというと、これが「最適化」と密接な関連があるからですよ。